今日、末っ子の乳歯が抜けた。
たぶん、これが最後の一本。
「成長ってこういうことか…」としみじみしてたら、
その歯、水槽に投げ込まれてた。
最後の一本が抜けた日
「抜けたー」と見せてきた末っ子の乳歯。
多分、これが最後の一本。
「これで全部生え変わったんだな…」と、しんみり感慨に浸る私。
でも本人はというと、ハードグミを噛んでて「お、抜けた」くらいの反応。
…え、なんかもう貫禄すらあるんだけど。笑
初めての一本の時はあんなに大騒ぎだったのに、
今や涼しい顔で机にぽん、と置いてくるあたり、
“玄人の域”に達してる気がする。
最初の乳歯のとき、水槽に沈めた話
ふと思い出した、あの日。
最初の乳歯が抜けた時、私は悩んでいた。
自分が子どもの頃は、
「下の歯は屋根の上、上の歯は縁の下」っていう風習があったけど、
今の家、どっちもない。
どうしようかなぁ……って思ってるうちに、
末っ子はその歯を、ぽちゃんと水槽に沈めた。
「えっ!?」ってなったけど、なんだか妙にしっくりきて、
それ以来、乳歯が抜けるたびに水槽へ。
我が家だけの、小さな「乳歯の儀式」
そして今回も例に漏れず、末っ子はぽちゃん。
水槽の中で、ブルーベルベットシュリンプが
その歯の上にツムツム状態でちょこんと乗っていた。
いや、なんか…
もうこれ供養僧?修行僧?みたいな風格すら漂ってるんですけど。笑
もはや“わが家だけの育児儀式”になっていた。
思い出は沈めるものじゃなく、そっと積もるもの
親としては「最後かぁ」とセンチメンタルになってるけど、
子どもはもう、あっさり未来に進んでる。
笑って、ちょっと泣きそうになって、
また今日、思い出をひとつ重ねる。
今日も角砂糖、ひとかけ🦷
思い出って、沈めるものじゃなくて、そっと積もっていくものなんだな。
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