また買った。バルドウィン、サンシャインブルー、サザンオニール。1品種につき1本ずつ、地植えにした。
朝、庭に出たら、バルドウィンがひっくり返っていた。
1品種1本しかない。つまり、あれが死んだら、バルドウィンは終わりだ。

土が大きく掘り起こされている。獣の仕業だ。
このままでは私が祟り神になる。対策を調べることにした。

センサーライト、超音波、金属メッシュ、木酢液。
調べれば調べるほど、選択肢は出てくる。出てくるのだが、どれもなあ、という気持ちになってくる。センサーライトと超音波は慣れる個体がいるらしい。金属メッシュは苗が増えるたびに囲い直す手間がある。木酢液はそもそもエビデンスが乏しい。
そもそも犯人が誰かも、まだわかっていない。アナグマだと思う、たぶん。近所でよく見かけるし、先日同じ町内に住む同僚に「アナグマって出る?」と聞いたら、「うちの裏、山ですよ?住んでます」と返ってきた。そういう返答が普通に成立する場所に、私は住んでいる。去年はサルも出た。
犯人もグレーなまま、対策だけ調べていた。
結局、何もしないことにした。
根が張れば、掘られにくくなる。それまでの辛抱だ。毎朝ひっくり返っていたら戻す、水をやる、それだけでいい。機械も薬も要らない。
脳のリソースだけ使って、コストはかからなかった。問題があるとすれば、対策を調べている間にまた苗が気になり始めたことだ。浪費じゃない、先行投資だ。都合のいいマインドを手に入れた。
ちょうど、とれ太で刈り取った草をそのまま放置していたら、いい感じに枯れてマルチになっていた。害獣対策になるかは知らない。でも保湿にはなる。結果オーライということにしておく。


バルドウィンは今日も立っている。
今日も角砂糖ひとカケ🧊
アナグマとわたし、どちらが祟り神になるのが先か。