悟りを開いたら、セメントで固めろと言われた。

立ったまま使える草取り道具「とれ太プレミアム」の全体像 🌱庭のつづり

庭の雑草というのは、放っておくとすごい速さで主張してくる。

抜かなきゃとは思っている。思っているのだが、腰を折って地面に向かう作業というのが、どうにも億劫だ。腰が痛いわけじゃない。ただ、しゃがんで、抜いて、立って、を繰り返すうちに立ちくらみがひどくなってきた。これがじわじわ効いてくる。

雨上がりは根っこからすぽっと抜ける感触が気持ちよくて、そこだけは好きなんだけど。

あるとき気がついた。雑草も命だ。土から生えようとする生命力は、むしろ愛でるべきものなのではないか。庭の景色の一部として受け入れることで、この戦争に終止符を打てるのではないか。

そういうマインドを手に入れた。つもりだった。生命力の美しさを説いた、秒却下。

家族には一蹴された。実家の親には「セメントで固めろ」と言われた。


仕方なく続く戦争の中で、ネットかYouTubeかで見かけたのが「とれ太プレミアム」だった。

立ったまま草取りできる、全長130cmの道具。

立ったまま使える草取り道具「とれ太プレミアム」の全体像

半信半疑で使ってみた。

刃が両面になっていて、ギザギザ面と平らな面がある。根っこからごっそり抜く爽快感を求めていた私としては、根元を刈り取るイメージのこの道具はちょっと違うなと思った。

とれ太プレミアムの刃部分。平面とギザギザ面の両面構造

でも、平らな面の使い勝手が想像以上によかった。

そして何より、立ったまま動けるから立ちくらみがない。これが思いのほか効いた。億劫だったはずの草取りが、わりとさくさく進む。


あと、根っこを残したまま刈り取ることで、土が掘り起こされない。掘り起こされないということは、地中に眠っていた種が日光を浴びて目覚める機会が減る。気がする。体感だけど、刈ったあとに新しい雑草が次々出てくる感じが、以前より少ない。

刈り取った草はその場に放置して、枯れたらそのままマルチとして使う。捨てる手間がない。これが地味に助かる。(庭の剪定枝をマルチにする話はこちらにも書いた。)

根っこを抜く爽快感はない。でも庭が、ちゃんと片付く。

家族も納得した。セメント案は保留になった。


今日も角砂糖ひとカケ🧊
雑草を愛そうとしたら、刈り取られました。

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