玄関先に、見知らぬ花が咲いた。
球根を植えた覚えはない。しかも場所が、玄関前の踏みそうなところである。

なんの花かも分からなかった。葉っぱは細くて、草みたいである。雑草として抜いてしまうか迷っていたら、突然咲いた。
思わぬ珍客である。ちょっと、ほっこりした。
どこから来たのか
考えられるのは、神社でもらった球根である。
あのとき境内の箱には、彼岸花のほかにも、球根がいろいろ入っていた。名前が書いてあったのは彼岸花だけで、あとは「いろいろ」だった。
持って帰りすぎて、庭の隙間という隙間に植えた。(→ここに、いたのか。)植えたというより、雑に投げたのもある。
玄関前も、投げたといえば投げた気がする。

次の日には、淡い黄色のも咲いていた。
たぶん、レインリリー
調べたら、たぶんレインリリー(ゼフィランサス)の仲間である。雨のあとに急に咲くので、この名前がついているらしい。
そういえば、咲いたのは雨上がりだった。
日本にいるものは種があまりできなくて、増えるのはほとんど、球根が分かれてからだという。つまり、勝手に飛んでは来ない。誰かが運んだことになる。
犯人は、たぶん自分である。
そして、彼岸花と同じヒガンバナ科だった。同じ箱に入っていたのも、なんとなく納得がいく。
同じ仲間なので、同じく毒がある。とくに球根に。玄関先は、うちのコの通り道でもある。そこだけは気をつけることにした。
わんこのいるお家で、同じ花を見かけたら、ちょっとだけ気にしてみてください。
呼んだほうの客
同じ週、こっちは自分で連れてきた客が咲いた。
二百九十八円で買ったハイビスカスの、アドニス。(→二百九十八円の、シティーボーイ。)

花びらの大きさに、びっくりした。
塀ぎわの都会暮らしでも、ちゃんと咲いた。
季節が、移り変わっているのかもしれない。
今日も角砂糖ひとカケ🧊
無名のチャンピオン。