母の日にもらったカラーがある。お気に入りである。

赤紫の花に、白い点々の葉。花のあとも、葉だけで十分きれいだった。
それが最近、茎がちらほら垂れてきた。

調べたら、このタイプのカラーは秋になると葉が黄色くなって、休眠に入るらしい。茎が垂れてくるのは、花が終わった合図。冬は水をやめて、眠らせておくのだそうだ。
地植えか、株分けか
眠る前に、この先どうするかを考えた。
最初は、庭に地植えにしようと思った。するなら今かな、と。
そのうち、株分けしてあちこちに植えたくなった。ところが、株分けを今やると、切り口からばい菌が入るらしい、という話にぶつかった。
調べてみたら、だいたい合っていた。カラーは軟腐病という、球根が溶けるように腐る病気にかかりやすいそうだ。切り口や傷から入る。株分けは休眠明けの三月から四月に、くびれたところで割るのがいいらしい。植え付けも、暖かい地域なら三月から四月が目安。そして暖かいところなら、冬は水を切って、鉢のまま外で越せるという。
ということは、鉢のまま冬を越させて、春に株分けして地植え。これがいちばん筋がいい。
自分の予想
ただ、自分のことは自分がいちばんよく知っている。
休眠に入ったら、鉢を外に出す。芽も出ていない、ただの土の鉢を、春まで気にかけていられるだろうか。
たぶん、どこかで地植えにしてしまう。そして春に掘り起こして株分けする甲斐性も、たぶんない。
結局、1か所に植えて、終わる。
で、どうしたか
植えた。

場所は、前に大八重クチナシとお別れしたところ。
いちおう、最後まで迷った。地植えにしてしまえば、あとは楽。でも株分けするなら、春の前にもう一度掘り起こすことになる。鉢のままなら、そのあいだずっと面倒を見ることになる。芽の出ていない鉢なんて、たぶん放っておく。
悩んだ末、植えた。そして、株分けはしない。
自分の予想は、こういうときだけよく当たる。
根元の同居人のほうは、水挿しで切ったあとの残りを、鉢にあげた。

こちらは部屋の中で育てる。生活時間の合わなかったルームメイトは、庭と部屋に分かれた。
今日も角砂糖ひとカケ🧊
散々考えて、ものぐさの勝利。