🌱庭のつづり

結局、植えてしまう。

今日は、きれいに咲いてくれた。

このハイビスカスの色が、ずっと気に入っている。オレンジでもなく、朱色でもなく、その間くらいの、雨に濡れるとひときわ深くなる色。今朝も、私が何かしたわけじゃないのに、ちゃんと開いていた。

雨に濡れたオレンジのハイビスカスの花

植物って、放っておいても咲くやつは咲く。わかってる。わかってるのに、どうも私は、何かせずにはいられない。

大八重クチナシが、ようやく花を落ち着けた。今年もよく咲いてくれた。そろそろ、お別れ。

咲き終わりかけの大八重クチナシの株

とはいえ、あちこちに挿し木をしまくっているので、いなくなる気がしない。捨てたつもりが増えていたくらいだから、たぶん大丈夫。見送りには、わりと強いほうだと思う。

問題は、こっち。

本当は、鉢で楽しむ予定だった小原紅早生。皮までやわらかくて、小ぶりで甘いみかんらしい。実がもうなっているから、植えるとしても収穫を待ってから——というのがセオリーなのは、知っていた。ちゃんと、知っていた。

掘り起こしたばかりの植え穴の土

なのに気づいたら、土を掘っていた。

地植えしたての小原紅早生の苗、小さな実がついている

植えてしまった。実がついたまま。

結局なにかしないといけないタイプだったっけ、私。鉢のまま眺めていればよかったのに、手が勝手に動く。梅雨だし、と理由をつけて植えるのも、たぶん同じ性分。長い目で見れば、地植えのほうがのびのび根を張れるし、これでよかった——と、自分に言い聞かせておく。せっかちな私への、ささやかな言い訳。

そんな私でも、ひとつだけ、ちゃんと「待った」ものがある。

最後に咲いたクチナシ。散ってしまう前に、切って飾った。

花瓶に生けた白いクチナシの花

白が、まだいい匂いをさせている。これくらいの“待てなさ”なら、ね。

今日も角砂糖ひとカケ🧊
待てないなら、せめて、飾ろう。

作業実つき苗のフライング地植え
植えたもの小原紅早生(おばらべにわせ/みかん・柑橘)
時期2026年6月(梅雨)
メモ本来は収穫後に植え替えるのがセオリー。鉢より地植えのほうが根は張れる利点もある

※小原紅早生、実つきのまま地植え。経過観察、します。