平日休みが、ひさしぶりに夫婦で重なった。
ランチに行くことにした。行き先は、すんなり決まる。ナンが食べたい。
ナンが食べたくて、カレー屋に行く。順番が逆のようだけど、うちではこれが正しい。カレーはどちらかというと、ナンをおいしく食べるためのソースだ。
エビフライはタルタルソースをおいしくいただくための棒——と、どこかの俳優さんが言っていた。あれと同じ理屈である。深く同意しかない。

写真は、食べかけで失礼します。
いつもこうなのだ。おいしいものを前にすると、写真より先に手が出る。気づいたときには、ナンがちぎられている。出来たての記録は、今日も撮れなかった。
サラダも食べた。あの、オレンジのドレッシングのやつ。インドカレー屋のサラダは、どの店もだいたいあの味がする。久しぶりに食べたくなっていたので、ちゃんとうれしかった。
問題は、辛さだった。
独り身の頃は、辛さなんて青天井だった。上があるなら、登るだけ。それがどうだ。子育てが始まって、甘口に付き合い続けて十数年。スタンダードな辛口とされる5で、ヒーヒー言っていた。
耐性って、使わないとなくなるんですね。
そしてうちの子どもたちは、そろそろ辛いものがいける頃合いになってきた。親の耐性は下がり、子の耐性は上がる。グラフにしたら、どこかで交差する日が来る。
家族の食卓の辛さは、たぶんこうやって世代交代していく。
✍️ 食べもの欲の話はホルモン食べたい日に限って定休日にも。読後の食欲はやな後味には、おいしいごはん。に。
今日も角砂糖ひとカケ🧊
辛さの席は、子どもに譲った。