💧 水辺のしらべ

中年の悪あがき。

円形に、禿げ散らかしてきた。

ドライスタートで育てていたTigerに水を入れたら少し茂った。でも元気なのは端っこだけで、真ん中だけがぽっかり空いていた。中年オヤジみたいな悲壮感が漂ってきた。

ごまかすことにした。

セリアで買ってきたレイアウト素材一式。ジュークボックス・猫・青い瓶・ブロック・マンホール・いちごのガラス玉・貝殻カップが並んでいる

セリアに行って、色々買ってきた。ジュークボックス、猫、青い瓶、ブロック、マンホール、いちごのガラス玉。並べたらゴミ屋敷になった。

水槽内にレイアウト素材を詰め込んだ状態。青い瓶が横倒しになっている

引き算が必要だと思った。

残したのはブロックとマンホール。禿げた真ん中に置いたら、廃墟みたいになった。悲壮感がごまかせた。むしろ味になった。

ブロックとマンホールだけに絞ったレイアウト。底面に緑のTigerが広がっている

飽きたら180度回転させる予定だ。反対側には猫といちごを待機させてある。同じ水槽で、二種類の景色が楽しめる。

レイアウト完成後の水槽全景。コルクボードの上に置かれ、外には貝殻が散らばっている

残りの素材はデスクに並べた。水槽には入れない。引き算は重要だと、自分に言い聞かせた。

ここに来るまでが、わりと長かった

そもそもこのTigerは、種から育てている。ホームセンターで見つけた水草の種で、米びつを水槽にして、ソイルを敷いて蒔いた。

ドライスタートというやり方で、ラップで蓋をして育てる。6日で発芽して、13日目には一面が緑になった。そこまでは順調だった。

そのあと「日に当てれば元気になるかも」と気が向いたときだけ外に出していたら、じわじわ枯れてきた。気が向くのが、思ったより少なかったのだ。
間に合わないと思って、枯れる前に水に沈めた。やけくそとも覚悟ともつかない判断だった。

それで少し茂って、真ん中だけ禿げた。いまここである。

ちなみに前にも一度、ドライスタートで作った緑の絨毯にエビを入れて、全滅させている。水ができる前に生体を入れたのが原因だった。
今回は生体を入れていないので、まだ誰も死んでいない。進歩と言っていいのかは分からない。

育たない場所は、育てるより隠す

真ん中が禿げたのは、たぶん光か、根元まで届いていないかのどちらかだ。原因を追うこともできた。
でも、そこで思った。

ここは、もう育たない場所ということにしてしまえばいい。

植物が育たない一角に、ブロックとマンホールを置く。すると「禿げた場所」ではなく「舗装された場所」になる。
草が生えていないことが、急に自然になった。

小物を6つ買って、2つしか使わなかったのは、単に引き算をしたからではない。置くものを選ぶより、置かない場所を決めるほうが効いたのだと思う。

回すと、二度おいしい

飽きたら180度回す、というのは思いつきだったが、これは案外よかった。

丸い容器なので、回せば前と後ろが入れ替わる。廃墟の面と、猫といちごの面。同じ水槽で、景色が2つある。
水槽をもう1つ増やさなくて済んだ、とも言える。うちの場合、それはかなり大事なことだ。(容器を減らした話はこちら)

育てているものHygrophila sp. Tiger(水草・種から)
経過ドライスタートで6日で発芽・13日で一面緑 → 外に出したら枯れかけ → 水に沈めて延命 → 茂ったが真ん中だけ禿げた
やったこと禿げた一角にブロックとマンホール(100均)を置いて「舗装」にした。小物は6つ買って2つだけ使用
メモ🔴育たない場所は、育てるより隠すほうが早いことがある。丸い容器は180度回せば景色が2つ=水槽を増やさずに済む。ドライスタートは水ができる前に生体を入れると全滅する

今日も角砂糖ひとカケ🧊
おしゃれは引き算、中年の悪あがき。