透明な容器なら、だいたい水槽になる。
梅酒瓶、ダイソーのフィギュアケース、米びつ。これまでいろんなものを水槽にしてきた。専用の水槽は高いし、正直あまりオシャレじゃない。透明で水が入ればそれでいい。

ただ、一度やらかしている。
以前、ドライスタートで水草を育てて、水を入れて、エビまで入れた。緑の草原みたいな、ナウシカの世界みたいな、もさもさの楽園だった。あの歌が聴こえてきそうだった。ランランラ、ランランラン。
数週間後、赤いエビの死骸があった。
ミックス水槽からストロベリーシュリンプが混入したかな、と最初は思っていた。でも何日か同じことが続いて、ある日青エビのしっぽが赤くなっていた。徐々に全員のしっぽが赤くなって、全滅した。水はヘドロみたいな臭いになった。犬のうんちより臭かった。カバクチカノコガイさんまで水面から脱走するほどだった。
原因はたぶん、水質が安定する前に生体を入れたことだと思う。エビは水質の変化に敏感で、アンモニアが蓄積すると尾が赤くなって死んでいく。飼育水を入れれば大丈夫と思っていたけど、バクテリアが定着するまでの時間が足りなかった。カバクチカノコガイまで脱走したのも、きっと同じ理由だ。
それからしばらく、水槽から離れていた。断捨離して、部屋も整理した。ウォークインクローゼットが空いて、激狭の書斎ができた。空いた米びつを見て、また何か育てたくなった。
今度は水草の種から始めることにした。ホームセンターで見つけたKOTOBUKIの植物の種、Hygrophila sp. Tiger。隣にlargeと書かれた袋もあったけど、小さい方がいいかなと思ってTigerを選んだ。

米びつを水槽にして、ULTRA SOILを敷いて、種を蒔いた。4月19日。

6日後、発芽していた。

書斎のデスクで、MacBookの横でラップ蓋をしてドライスタートで育てている。今日で13日目。一面、緑になっている。

水はまだ入れていない。
今日も角砂糖ひとカケ🧊
懲りたことを、忘れてしまう。

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