ガラス面が、緑になっていた。
苔だ。スポンジで擦ればとれるが、翌日にはまた生えている。いたちごっこにもほどがある。

調べたら、カバクチカノコガイというのがいいらしかった。苔取りの貝として有名で、「最強」という文字があちこちで出てきた。フネアマガイという選択肢もあったが、カバクチの方が安かったので、カバクチにした。
入れてすぐ、ガラス面に張り付いて動き始めた。

食べている。ちゃんと食べている。通過した跡だけきれいになっていく。

数日後、ガラスが透明になっていた。

黙々と働く。文句も言わない。ごはんは苔で足りている。こういう存在が、水槽には必要だ。
ただし、水槽から脱走する。朝起きたら床にいたことが一度ある。貝なのに。
今日も角砂糖ひとカケ🧊
働き者に、感謝。