子どもに読ませるつもりが、刺さったのは私だった。
書店でたまたま手に取った一冊、
『まんが お金の大冒険 〜黄金のライオンと5つの力〜』(リベ大・両学長)。
「子どもにもお金の考え方を伝えたいな」と思って選んだはずが、
読み終えたときに深く刺さっていたのは、親の私の方でした。
⛓️ マインドブロック、外してくの私かも
この本に出てくる「最速で失敗を繰り返す」とか「やりながら考える」っていう言葉たち。
めちゃくちゃシンプルだけど、自分の中の“動けない理由”を、
バッサリ言語化されてしまった感覚でした。
私はどちらかというと、
- しっかり準備してから動きたい
- 情報を集めてからスタートしたい
というタイプで、ある意味では慎重派。
でも裏を返せば、
“行動の遅さ”というマインドブロックの持ち主です。
🧤 知識武装した古代兵器、発動しないまま土に還る
何かを始めようと思っても、
準備に時間をかけすぎてるうちにチャンスを逃し、
気づけば動けないまま何年も経っていた……。
私はそうやって、知識を積み上げながら静かに埋もれていく、 発動されないまま時代に取り残された“古代兵器”なのかもしれない。
そして時が経つと、
その古代兵器は誰にも見つけられぬまま、ただの“化石”に。
だからこそ、
- 「失敗は早ければ早いほどいい」
- 「とにかく動いてから考える」
という言葉に、妙なリアルさと希望のようなものを感じたのかもしれません。
本のターゲットは子ども。でも、刺さるのは意外と大人
物語はとてもわかりやすくて、子どもが読んでも楽しめる構成です。
でも、その中にある価値観や考え方──
「お金=自由を得る力である」といった考え方や、
「働き方・学び方・使い方の質を上げるべき」という視点は、
むしろ私のような大人にこそ効いてくる内容でした。
🧊 今日のひとカケ
子どもに読ませるつもりが、
一番刺さっていたのは私だった。
知識を積むだけじゃダメ、やってみてから考えるくらいが、ちょうどいいのかもしれない。
📘 書籍情報(ご紹介のみ)
- 書籍名:『まんが お金の大冒険 ~黄金のライオンと5つの力~』
- 著者:両@リベ大学長(リベラルアーツ大学)
- 出版社:ダイヤモンド社
私は書店で購入して読みましたが、
「自分用として」「子どもと一緒に読む教材として」、どちらでもおすすめです。
※本記事は、著作権法に配慮し、書籍の内容を直接引用せず、筆者個人の感想を中心に構成しています。
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