朝、ミニバラが咲いていた。

それで思い出した。デニムブルーにも蕾がついていたはずである。
先日咲いたパープルレインボーの相棒で、去年の冬に一緒に消えて、春に一緒に株元から芽を出して、夏に一緒に蕾をつけた。そこまで揃っていた。
見に行った。

咲いていない。というより、蕾がない。

よく見ると、花柄の先が丸く切れていた。ふたつ。折れた断面ではなく、きれいな円である。株が自分で切り離したらしい。
残念だった。ここまで一緒に来て、最後だけ分かれた。
そこに、珍客
しゃがんだまま葉を見ていたら、赤いものが動いた。

赤い。黒い点がある。脚が長くて、全体に細い。日本の庭にいる虫の顔ではない。異国の雑貨屋の棚に、こういう置物が並んでいる気がする。見ているだけで、旅先にいるような気分になった。
調べたら、アカホシカメムシというらしい。アオイ科につく虫で、ハイビスカスもフヨウもムクゲもアオイ科である。つまり、ここに来る理由のある虫だった。
害虫ではあるのだと思う。ただ、しばらく見ていた。かっこいい。
モンスターボールを投げたくなる。
今日も角砂糖ひとカケ🧊
君にきめた!