🌱庭のつづり

淡め、のち濃いめ。

コムラサキの実が、濃くなっていた。

九月に「今年も、淡めの装い」と書いたばかりである。(→今年も、淡めの装い。)去年も淡くて、今年も淡い。薄くなっていっているのかもしれない、とまで書いた。

濃い紫色に色づいたコムラサキの実。枝先にはまだ緑色の実が残っている

十月の終わり。しっかり紫。

どうやら、待てば濃くなるらしい。

枝先は、まだ緑

よく見ると、枝の先のほうには、まだ緑の玉が残っている。同じ一本の枝に、緑と、紫と、濃い紫。順番待ちをしているみたいだ。

九月に見たのは、たぶん色づきはじめだった。

さかのぼってみると、去年の「淡めの装い」も九月の話だった。もしかしたら、毎年ちょっと見るのが早いだけなのかもしれない。

毎年ちがう顔、と思っていたけれど、同じ年のなかでも、顔は変わる。それはそれで、楽しい。

桃色式部は、見送った

そういえば、園芸店の店先に「桃色式部」というのが並んでいた。きれいなピンクで、玉もちょっと大きい。

手が伸びかけた。

でも、うちの庭はもう定員オーバーである。何かを植えるには、何かをどかすことになる。(→紫と白が、並んでいる。)紫と白の隣に、ピンクの席は空いていない。

諦めた。えらい。

今日のひとかけ🧊
桃色式部は、定員オーバー。