カノコさんが、天命をまっとうした。
うちの水槽の苔取り担当、カバクチカノコガイ。
スーパー家政婦と呼んでいた子が、静かに役目を終えていた。
気づいたときにはガラス面が曇っていた。
じわじわと、しかし確実に。
そもそもカノコさんを選んだのは、値段だった。
フネアマガイと最後まで迷って、安いほうにした。
それがカバクチカノコガイだった。
結果的に大正解だったので、後悔はない。
いつものショップに行った。
「カバクチカノコガイ、入ってますか」
「あー、最近入荷ないんですよね。予定も今のところ……」
そうか。カノコさんの後継は、来ない。
仕方なく……ではなく、今度は迷わずフネアマガイを選んだ。
割高だったけど。

入れた翌朝。
ガラス面が、透けていた。
苔を剥がした跡がくっきり残って、水槽の中がちゃんと見える。
エビたちが動き回っているのが、久しぶりにはっきり見えた。
一晩でこれか。

うちにはオトシンネグロもいる。
苔取り要員として迎えたけど、実際に曇りが取れた試しがない。
吸盤みたいな口でガラスにぴたっと張り付いて、パクパクしてる。
可愛いだけでいいんです。

フネアマガイとカバクチカノコガイ、どっちがいいか。
カバクチについては以前の記事に書いた。
今回使ってみた感想としては、フネアマも遜色ない。むしろ即効性はこっちが上かもしれない。
ただ入手性はショップによる。カバクチが手に入らなくてフネアマに乗り換えた、というのが正直なところだ。
どちらも優秀。カノコさんの後継として、今のところ合格点。
今日も角砂糖ひとカケ🧊
曇りが晴れて、後光の先には船尼様。

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