前回、苗を素直に買う。と悟りを開いた。
そうなると次の問題が発生する。いい苗を買いたい。
近所のホームセンターや園芸店に置いてある品種には、そろそろ限界が見えてきた。もっと品揃えのいい場所があるはずだ。調べると、車で片道それなりの時間をかけた先に、評判のよさそうな大きな園芸店が見つかった。別の方向にも一軒知っている店はある。でもそちらはブルーベリー熱のなかった頃に行ったきりで、正直よく覚えていない。だから前者に行くことにした。
開店時間に合わせて早起きして出発した。
着いた。駐車場に入ろうとしたら、紐が張ってある。
少し離れた場所に車を止めて、スマホで確認した。
定休日だった。
カレーを作った。炊飯器のスイッチを押し忘れた。そういう気分だった。
立ち直るために、もう一軒の方へ向かった。反対方向なので、かなりの時間がかかる。ブルーベリー、あるかなあ。
楽園かよ。

気づいたらカゴに11品種入っていた。パウダーブルー、フェスティバル、プレミア、ティフブルー、ブルーシャワー、ブルージェム、ピロキシー、マグノリア、シャープブルー、ブルーベル、モンゴメリ。今日の失敗を取り戻そうとする心理が働いていたのかもしれない。いや、お馴染みの脊髄反射。
家に帰って植え付けを始めた。
実をもいだ。また。

前回も摘果で断腸の思いをしたはずなのに、今回は量が多すぎて、途中から少し慣れてしまった。地面に積み上がっていく青い実を眺めながら、あ、これはもうただの作業だと思った。
でも、そういえば。
母の実家のブルーベリーを剪定に行ったとき、気になって聞いたことがある。なんで自分でやらないの、と。
体が弱くて、じゃなかった。
切ることが、かわいそうでできない、と言っていた。
慣れたと思っていたけど、この感覚、もしかして母から引き継いでいるのかもしれない。

植え終わった苗が、塀に沿って並んだ。雨が降ってきた。自分の水やりが行き届いていないところにも、ちゃんと水が回る。それだけで、少し安心した。
今日も角砂糖ひとカケ🧊
ホルモンは好き、おいしいから。

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